
ドライウォールとは?
ドライウォールとはどのような意味か御存じでしょうか?
ただ塗装する壁と思ってはいませんでしょうか?
本来、石膏ボードの事をドライウォールと言います。
さらに石膏ボードとテープ・パテを使った工法をドライウォール工法と呼びます。
アメリカでは以前、内壁の下地は板貼りをし漆喰を塗っていましたが、施工に時間がかっていました。その問題点をクリアする為石膏ボードが開発されました。
石膏ボード(ドライウォール)を使用する事で、耐火性に優れ、施工性も良く、構造の強化にもつながりました。
そんな石膏ボードの良い点をもっと優れたものに変えた工法がドライウォール工法です。
強度のあるテープと接着材のあるパテで石膏ボードの繋ぎ目をカバーし補強します。
この事でより壁を一体化させ、割れにくく、耐火耐震に強い壁が出来上がりました。
その下地へ好きな色をペイントする事で、デザイン性を向上させる事や、汚れたり傷が付いたら上から簡単に補修できるメンテナンス性も忘れてはならない点です。
現在でもアメリカのほとんどと言って良い程の家がドライウォール工法で出来ています。
アメリカならではのモールディングデザインにはこのドライウォールがとっても合います。アメリカンな雰囲気を出すには1番の組み合わせです
ただ、ドライウォールを施工する業者の中には、本来のドライウォールの意味も理解せずに施工している業者が多いのも事実。そんな業者では本物のドライウォールを手にすることは出来ません。
弊社では専属の職人さんがドライウォール工法を担当させていただきます。
本来のドライウォールの意味を大切に、一つ一つ丁寧に施工していきます。
ご紹介させていただきます。
弊社専属のIさんです!!
施工方法も含めIさんの仕事ぶりを見てみましょう!
ドライウォールの施工方法

Iさんはドライウォール界でも指折りの名人。 色やテクスチャーに関しても豊富な知識から的確なアドバイスをお伝えする事が出来ます。

まずは養生です。
一番大切な所です。ここが肝ですね。
大変根気がいる作業です。

1回目のパテです。

コーナー部には補強ときれいな角を作る為、コーナー材を施工します。

通称バズーカと呼ばれるパテとテープを同時に施工できる機械でボードの繋ぎ目を強化するとともに気密も高める為に施工します。 このバズーカそのものも重いのですが、そこへテープとパテを入れるのでかなりの重量になります。

壁も同じように押さえていきます。

この後2回ほどパテ処理を行います。
パテとサンディングを繰り返し、平らな下地を作っていきます。

ここからがペイントです。

ローラーの柄の長さを変えながら巧みに塗装していきます。

施工方法の動画はこちらからどうぞ!(音声なし)
これで完成です。
つや消しの柔らかい雰囲気が出ています。
家を頑丈に、そして気密を高めるためにこのドライウォールは大きな役割を果たします。
また、デザインとして色の塗り分けや、鏝による大胆なテクスチャー。それにステンシル等も面白いです。
他社にはないレベルのドライウォールを是非味わってください。
ドライウォールの施工例




